海外移住コラム

ニュージーランド航空、衝撃の8.8万円セール開催

今年、創業75周年を迎えることを記念して、さまざまなキャンペーンを展開しているニュージーランド航空ですが、9万円を切る航空券を発売し始めました。テレビの旅番組でも頻繁に取り上げられているニュージーランド。ニュージーランド政府観光局も日本からの観光客呼び寄せに航空会社や旅行会社と連携して施策を進めていますね。

 

1.ニュージーランド政府観光局の本気度

ニュージーランド政府観光局は、今年の7月から来年の6月にかけて日本人訪問者数で、9万5000人をめざすことを表明しています。ターゲットは60歳以上のシニアと、20歳から35歳の若者層です。そのため、いろいろなキャンペーンを打っていますが、航空券の値引きもその施策のひとつといえるでしょう。

 

これまで日本人旅行者が少なかったわけではありませんが、酪農以外に目立った産業がないニュージーランド。自然を活かした観光業に力を入れています。この価格は最近では見られないほど、格安です。期間限定のキャンペーンながら、経由便のJetStarと比べても価格差が縮まっています。

 

2.ありそうでなかったサービス「スカイカウチ」が面白い

ニュージーランド航空はボーイング最新機種787-9便の運航を開始していますが、成田ーオークランド便でも運行されるようになりました。その目玉のひとつが、「スカイカウチ」です。スカイカウチはエコノミー席を3席すべてを使用できるサービスで、フラットになるので、1つのベットが出来上がります。

 

エコノミー席でベットが使える、これはありそうでなかった発想ですね。しかもフラットなので、肘掛けだけを上げて使用するのとは訳が違います。使い方としては、子供連れの家族や横になりたい年配の方には特に向いていると思います。子どもなんて、席でじっとしているわけはありません。それならば、フラットシートでボードゲームなどを楽しむことも出来そうです。

 

費用は一人なら片道で運賃+8万円、二人なら片道+4万円で、エコノミクラスからグレードアップすることができます。料金が高いか安いかは考え方によっては難しいところですが、席の広さだけを考えるとビジネスクラスを使うよりも十分魅力的に思えます。さすがに日本からニュージーランドまで約11時間かかるので、年配の方が利用するケースもありえますね。

 

 

3.日本市場の規模を2倍にする「ダブルジャパン戦略」

ニュージーランド政府が航空旅行と旅行会社とタッグを組んで日本人観光客を誘致する戦略が明確です。2019年までに日本発の旅客数、便数、供給座席数、売上、収益などを2倍にする「ダブルジャパン」戦略を掲げており、ニュージーランド航空にB787-9という最新機種が日本ーNZ間で導入されています。

 

日本も外国人の観光客誘致に力を入れていますが、特定の国に対して戦略を掲げているようには見えません。円安を背景に自然と観光客が増えているだけのように思えます。超円安と言われるなか、ニュージーランドがこのような戦略を発表して実行しているのを日本も見習わなければいけないかもしれませんね。

 

参考サイト:キャンペーン概要