海外移住コラム

2015年9月1日から「渡航情報」が「海外安全情報」等に変更されます

今回、シリアでの邦人拉致問題などの国際情勢の変化を受けて、安全対策の強化を目的に「渡航情報」・「危険情報」の表現を改定することになりました。わかりやすい情報発信の観点から、2015年9月1日から渡航に関して4つのポイントが変更されます。その4つのポイントをご紹介します。

 

1.「渡航情報」の名称を「海外安全情報」へ改称


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今回、「渡航情報」を「海外安全情報」へ改称した理由として、最近起こったシリアの法人拉致問題が多く影響しています。今回の改訂で危険に対する表現化がより強くなり、これは渡航の手助けをする旅行会社からの要望も踏まえられています。

 

 

2.「危険情報」の4段階あるカテゴリーの危険度合いを変更

2015年9月1日から「危険情報」の危険度合いが変更になります。新しくレベル1~4の表示が加えられ、以前の表示よりも表現が厳しくなったといえるでしょう。特にレベル3(推奨→勧告)、レベル4(勧告→指示)まで引き上げられています。

 

現在
2015年9月1日以降
十分注意してください。 レベル1:十分注意してください。
渡航の是非を検討してください。 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
渡航の延期をお勧めします。 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
退避を勧告します。渡航は延期してください。 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

 

関連PDF:「渡航情報」の名称変更等について(外務省)

 

3.「危険情報」の各カテゴリー毎の説明を追加

新カテゴリー
説明
レベル1:十分注意してください。 その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。 その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告) その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告) その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

 

関連PDF:「渡航情報」の名称変更等について(外務省)

 

4.「感染症危険情報」の各カテゴリーで発出

今回、「感染症危険情報」の発出の目安も公表されています。ただし発出の目安となるものなので、今回は省略させてもらいました。ただし感染症特有の注意事項を状況に応じて追加で付記されるということなので、渡航前には確認しておくと良いでしょう。

 

関連PDF:発出の目安及び発出の際に付記する感染症特有の注意事項例(外務省)

 

関連サイト:

「危険情報」の表現の変更等(外務省)

海外安全ホームページ(外務省)