海外移住・海外生活のための海外引越し。注意すべきポイントとは?


海外引越しは、国内引越しと基本的なことはほとんど同じですが、海外に送るための手続きや注意点がいくつかあります。荷物を送る方法としても色々あるので、予算に応じて選びましょう。海外移住・海外生活のための海外引越しの基本知識や注意点をお伝えします。

海外引越しの流れ

引越し業者に依頼される場合はサービス内容によって異なりますが、【申し込み】⇒【荷物の梱包・書類作成】⇒【荷物の搬出】⇒【日本の通関】⇒【現地の通関】⇒【荷物の搬入】⇒【移住先】の流れが一般的です。特に海外引越しの場合は搬出入できない荷物の確認や荷物のリスト作成、通関手続きが日本国内の引越しの場合と異なっています。

海外引越しの方法

海外引越しは主に船便と航空便の2つの輸送方法があります。船便の場合は荷物の総容積(立方メートル)などで料金が決まるため、重い荷物を送る場合に適しています。また、移住先に到着するまでの日数が2~3ヶ月と大幅にかかるため、現地到着後にその荷物を使用したい場合には向いていません。

一方、航空便の場合は基本的に荷物の重量(キロ)などで料金が決まります。到着するまでに日数は船便よりも早く数週間ですが、費用が高くなります。その他にも国際郵便で送る方法もありますが、どちらも1箱の重量が30Kgと制限がかかっているため、大型家具を運ぶのには適していないでしょう。

海外引越しの用語と注意点

用語 意味・注意点
段ボール 船便の場合は一つ一つを梱包された後に再梱包されるため、使用する段ボールは2重構造のような厚さがなくても大丈夫です。でも、二重構造になっていると安心です。おすすめは、こちら。国際小包にも対応している大型ダンボールです。 

保険 引越料金とは別のオプション扱いになっていることが多いようです。一般的には荷物の価値に対して保険料率(%)を計算して保険の掛け金が決められます。
インボイス 船積された貨物の明細で、物品の個数や価値を示す重要な書類です。
容量 M3は1立方メートルで衣装ケース6つ分。2M3で押入れ1つ分となります。船便の場合は一般的に再包装されるため、実際に積み込める容積が小さくなることがあります。
言葉 現地到着後に関税や荷受の手続が必要な場合に語学が必要になります。引越し業者で対応できるかどうかを確認することをオススメします。
関税 通常は生活用品扱いで無税になっていますが、到着国(中国など)によっては関税や検査代が別途発生する場合があります。事前に確認が必要です。
輸出入禁止品 通貨または証券の偽造品、変造品、模造品や公安または風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品などや特別に手続きが必要となるもの(お米や医薬品又は医薬部外品など)があるため、事前に確認してください。
Door to Door 日本の自宅から現地の住居までの配送
Door to port 日本の自宅から現地の港までの配送。語学力が必要ですが、Door to Doorと比べて費用が安くなります。何度も海外引越しをされている方が利用します。

海外引越し業者の選択

海外引越し業者の選択にあっては料金の他、サービス内容に注意する必要があります。例えばDoor to Portを選んだ場合、現地での言葉が必要であったり、関税の支払い対応などがありえます。その手続きなどを代行してもらうことが可能かどうか、また、そもそも業者によってはサポートしていない国もあるので、事前の確認が必要です。

海外引越しを取り扱っている業者一覧
日本通運
クロネコヤマト
エコノムーブジャパン

不用品の処分

国内・海外引越しに関わらず不用品が出てしまうもの。実家に送ったり、買取をお願いすることになるでしょう。特に海外引越しでは重量や大きさが制限されることが多いため、海外移住が決まったら片づけを始めていきましょう。

【体験談】国際郵便(船便)を使った海外引越し

私の場合は海外引越し業者を使わず、郵便局から船便で段ボールを数箱送り(国際小包)、すぐに使用する荷物は航空機持込にしました。引越し業者に見積もりも行いましたが、業者を使用しなかった理由は船便の場合は最低でも容積が押し入れ一つ分(2M3)で料金が決まるため、その容積分も荷物がなかったためです。業者に依頼した場合はニュージーランドのオークランドまでの費用は約30万円でした。

一方、郵便局から船便で荷物を送る場合は、段ボールの大きさと重量・お届け先によって料金が決まります。インボイスといわれる荷物のリスト作成・梱包を行い、5つの段ボールで約6万円となりました。その際、郵便局の担当者が引き取りに来ていただけるのですが、台車などが必要になるため、事前に箱数や重量を伝えておきましょう。

また、航空機持込の分にかかった料金が約1万円。結果的に業者に依頼する場合は約30万円、郵便局で送付する場合は約7万円となりました。その他に段ボール代などを含めても業者に依頼する場合と比較して4分の1で済みました。できれば、一度は海外引越し業者の見積もりを取られて、サービス内容や手間を比較検討した上で決めた方が良いでしょう。

関連サイト:国際小包(郵便局)