フィリピンへの海外移住や海外旅行行く前に知っておくべき「デング熱」対策

最近、厚生労働省からフィリピンでデング熱に感染したとみられる女性が帰国後に亡くなったと発表がありました。話題になっているのでご存知の方の多いかもしれませんが、物価の安いフィリピンは長期滞在で人気がある国。デング熱を予防できるのでしょうか。

デング熱の原因と症状

デング熱はデングウイルスが感染しておこる急性感染症で、発熱、頭痛、筋肉 痛や皮膚の発疹などが主な症状。

主に気温の高い熱帯や亜熱帯の全域で流行しており、東南アジア、南アジア、アフリカ、オーストラリアなどです。日本では、2014年に東京都立代々木公園に関連する患者の発生し、公園が一時封鎖されるという問題に発展しました。

それ以降は目立った報告がなかったのですが、今回フィリピンで感染した女性が帰国後に病院を受診したことで感染していることが分かりました。

主たる媒介蚊は日本には常在していないネッタイシマカ(蚊)。フィリピンやマレーシアなどの亜熱帯地域では蚊の発生は問題になっていますね。

デング熱の治療と予防・対策

デング熱の症状は、突然の高熱で発症し、頭痛、顔面紅潮などで、発熱は2~7日間持続し、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を呈します。そのため、風邪と間違える可能性があります。

症状は1週間程度で回復しますが、ごくまれに発熱2~7日後、血漿漏出に伴うショックと出血を主な症状とする死亡例もあります。今回の女性がこの病態であったかは不明です。

治療法はデングウイルスに対する特有の薬はなく、対症療法となります。さらにデング熱に有効なワクチンはないので、予防接種で予防できないという問題があります。

対策としては、いかに蚊に刺されないかが重要となります。長袖、長ズボンの着用や蚊対策のスプレーなどの利用が推奨されています。現地で生活する方は「蚊を寄せ付けないペンキ」や「蚊をつかまえる空気清浄機」の活用も考えないといけないかもしれませんね。

海外移住先の感染病情報を知っておく

国・地域ごとの感染病情報を得るには、感染症情報(厚生労働省)やFORTH・フォース(厚生労働省検疫所)が便利。これからの時期、海外旅行や海外出張、語学留学を控えている方はチェックしておきましょう。

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