ニュージーランドでお金が貯まる理由。お金を貯めたければ、ニュージーランドへ?!


ニュージーランドで暮らしていると、「お金が貯まるんだよね」と言われることがあります。本当であれば羨ましい話ですが、果たして海外生活でお金が貯まるのでしょうか。そこで、お金に関わる色々な理由を考えてみました。

ニュージーランドでお金が貯まる理由

最低時給が高い

ニュージーランドの最低時給はご存知でしょうか?2016年4月1日時点で、$15.25ニュージーランドドル。日本円に換算すると、現在のレートで74円程。15.25NZDは、約1,130円程。日本の平均最低時給は平成28年10月1日改正前で、798円です。

実は、調べてみるとどの都道府県よりもニュージーランドの最低時給の方が高いことになります。実際に東京都であれば人手不足が叫ばれているので、賃金は高めに設定されていることが多いかもしれません。それでも930円ぐらいです。

これはあくまでも最低時給なので、さらにもらっている方は結構いるかもしれません。逆に、ニュージーランドのワーキングホリデービザで渡航している場合は最低時給で働ていることが多いのが一般的です。

関連サイト:地域別最低賃金の全国一覧(厚生労働省)

所得税率は高いが、各種保険料がかからない

それでは国に支払う税金、所得税に日本と違いがあるのでしょうか。日本の所得税の税率は、分離課税に対するものなどを除くと5%から45%の7段階に区分されています。

課税される所得額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

出典:No.2260 所得税の税率(国税庁)

一方、ニュージーランドの税率はというと以下のようになっています。

出典:ニュージーランド・税制(日本貿易振興機構ジェトロ)

仮に40時間/週を最低時給で労働したとすると、ニュージーランドでは週610NZD(年間で52週と考えると、約3万2千NZD程。実際には休暇分を除くと、17.5%に収まるようです。ワーキングホリデーのような非居住者は15%という話もあります。

ともかく、上記のレートで考えると約3万2千NZDは日本円で240万円程。そうなると、日本の最低時給で考えると約165万円なので、単純に考えるとニュージーランドの方が年収で80万円程多いことになります

ただし、これを日本の税率で見てみると、単純に10%に復興税を加え12.1%になります(あくまでも概算などの細かい部分は省略しています)。税率で比較するとニュージーランドの方が税率が高いですね

でも、ちょっと待ってください。忘れていけないのが日本では所得税以外にも厚生年金保険料や社会保険料が差し引かれます。これらの保険料を差し引くと、手元に残るお金はさらに少なくなります。一方、ニュージーランドは上記の保険料は原則としてありません。

厚生年金などは将来のために必要な年金の受け取りに関わるので必要性など是非はありますが、実際に手元に残るお金としてはニュージーランドの方が多くなりそうです。

買いたいものがない

決定的に日本と異なるのは、買いたいものが少ないこと。これは多くの生活者が言っていますね。買いたいものがないことに加えて、日本で買えば安くて品質もよいモノがこちらでは品質が悪くて高いモノが多いという意見が一般的です。

仕事で給料をもらっても買いたいモノがない状況なので、日本のようについ買ってしまうということも少なくなります。買わなければ消費税(GST)15%もかからないので、結局は使わないから貯まることになるのでしょう。

社会保障を考慮しなければ、手元に残るお金は多いかも

ニュージーランドでは、住宅費(家賃)も都市によっては費用が多くかかるようになり、それに伴って食費や日用品も高くなっています。ひと昔は円高で余裕で暮らせたニュージーランドで有名でしたが、現状は少し異なっています。

しかし、やり方次第では「海外出稼ぎ」という言葉もあるくらいお金を貯めるには適した国と言われています。単純に海外生活を楽しむだけではなく、お金を貯めるという点でもニュージーランドへ海外移住するメリットがあります

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