日本では二重国籍は違法?海外移住・海外生活と二重国籍の関係


最近、国会議員の二重国籍が話題になっていますが、世界を見てみると二重国籍を認めている国・地域が多くを占めています。それでは、日本では二重国籍は違法ではないのか?という指摘もありますが、どうなのでしょうか。

海外移住・海外生活と二重国籍の関係

海外での多重国籍の現状

多重国籍は二つ以上の国籍を持っている状態のことを指し、二重はその名の通り2つの国籍を持っていることです。海外では多重国籍を認めている国・地域はアメリカ、台湾、オーストラリア、そしてニュージーランドなどでも認められています。


出典:Wikipedia

上記のサイトで確認すると、アフリカとアジアが多重国籍を認めていない国・地域が多いようですね。多重国籍のメリットはは、国籍を保有する国における生活の利便などがあります。例えばパスポートによってはビザが必要ない国・地域もあるので、渡航の際にメリットがあります。

日本での多重国籍の現状

日本では、国籍法により外国の国籍と日本の国籍を有する人は22歳に達するまでに、20歳に達した後に多重国籍になった場合は2年以内に、どちらかの国籍を選択する必要があります。例えば外国で出産した場合や国籍結婚をした場合、さらに帰化した場合などが考えられます。

ただし、日本国籍選択して外国籍を離脱していなくても、それにより基本的に日本国籍を失うことはありません。そのため、多重国籍のまま海外生活をしている日本人は多いとされています。国籍法では二重国籍であることを解消することが望ましい(努力義務)であるとも言えます。

国籍法では多重国籍の解消をしようとしていますが、多重国籍を解消しない場合における罰則等はないとされています。国籍喪失届を出さない場合の罰則は国籍法にはありません。国籍法上は、違法ではないが倫理的に問題があるとされているだけなのです。

一方、戸籍法では、「国籍喪失の届出は届出事件の本人、配偶者又は四親等内の親族が、国籍喪失の事実を知つた日から一箇月以内(届出をすべき者がその事実を知つた日に国外に在るときは、その日から三箇月以内)にしなければならない」とされています。そのため、戸籍法上では罰則も規定されています

海外移住・海外生活で知っておくこと

海外移住・海外生活で知っておかないといけないのは、日本は国籍上は違法ではないが多重国籍を認めていないこと、そして、国籍法により外国の国籍と日本の国籍を有する人は22歳に達するまでに、20歳に達した後に多重国籍になった場合は2年以内に国籍を選択する必要があることでしょうか。

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