海外移住・海外生活に必要な英語力


海外移住・海外生活をする上で心配になるのが、語学力。特に英語が話せることは海外では必要なことですが、どのくらい英語力が必要なのでしょうか。実際に英語圏に暮らす私の体験を踏まえて、海外移住・海外生活に必要な英語力についてご紹介します。

1.海外移住に必要な英語力とは

海外移住に必要な英語力としては大きく3つあると思います。①公的機関への申請や手続きに伴う理解や説明するレベル、②仕事であれば、その仕事で必要とされるレベル、③留学であれば、入学に必要な試験レベルや留学後に先生の会話を理解できるレベル、です。

普通に生活するための英語、たとえば買い物や食事、余暇ではほとんど英語力は必要ないでしょう。身振り手振りで通じることもできますし、客商売であるため、相手が難しい英語を使う理由がありません。その意味では海外旅行レベルと同じと言っても良いかもしれません。

2.海外生活で英語が使えるということ

英語が使えるということは、何を意味しているのでしょうか。個人差があるので一概には言えませんが、私は「事前準備なしで電話をかけたり、電話に出たりすること」だと考えています。

面を向かって話す場合と比べて、相手の表情やジェスチャーなどから得られる情報がない状態で英語を使用することは非常に難しく感じます。特に公的機関からの問い合わせなどでは正確さも要求されます。

3.海外生活すると自然に英語が話せるようになるのか?

よく聞かれるのが、海外生活をしていると英語が自然と身につくのか?ということです。海外生活では英語で会話をすることも多いため、話す機会は日本よりも多いのは事実です。

海外生活をするメリットは、英語のスピードに慣れるということが「自然に身につく」とされる理由にもなっているようです。通常、英語は3ビートのリズムで話されるので、日本語のようなリズムとは異なります。このリズムに慣れるため、多少聞き取りやすくなるだけということだと思います。

ですから、単語力が格段に増えるわけでもなく、聞き取りが楽になったとしても話す力はほとんど上達しません。実際に現地にいる日本人でも話すことより聞き取りの方が楽だという方も多くいます。そのため、英語を身につけるためには、わざと現地の新聞や映画・TVを通じて英語と接する時間を割いたり、自分で勉強をする必要があります。

4.英語で一番大切なスキル

まずは、聞き取りが一番。実は、話す場合は自分で英語力をコントロールできるため、中学生レベルの例文をつなぎあわすだけでも十分通じます。一方、聞く場合は相手の会話レベルに依存してしまうため、聞けない=理解できないことに繋がります。

但し、仕事でなければ相手が英語がうまくないことは分かるので、簡単な言葉を使ってくれたり、理解できない場合は言い換えをしてくることがほとんどです。日本で外国人に難しい英語を使わなかったり、難しい単語であれば何とか言い換えて伝えあげることと同じです。まずは、聞き取りのレベルを上げることが必要となります。