一時帰国時に困るが、国内での連絡手段。月額基本料がかかる携帯やスマホをわざわざ契約する訳にもいかない。一時帰国時に、どのように携帯やスマホを使えばいいのか?どのような方法があるのかをご紹介します。
海外のフリーSIM携帯やスマホを使う、国際ローミング
海外ではSIMがロックされていないフリーSIMが当たり前。海外で購入した自分の携帯を国際ローミングで使用するという方法があります。プランは携帯会社によりますが、事前に連絡して設定する場合や自動的に任意の日本国内通信会社に接続される場合があります。
ただし、機種によっては日本の通信会社と適合しないこともあり、自動的に接続される場合は後で高額の請求がくるかもしれないので注意が必要です。国際ローミングは一般的に通話料・通信料がともに高くなりがちなので、普段の使用よりも緊急用として便利です。
空港でも受け渡しや返却ができる、モバイルレンタル
短期間でもレンタルできるモバイルレンタル。通信料の他にレンタル料がかかるので、長期間では不向きかもしれません。空港でも受け取りや返却ができるので、帰国後すぐに使いたい時に便利なサービス。事前にプランを検討して予約しておくと、受け取りがスムーズに出来ます。
関連サイト:
・ 携帯電話・Wi-Fiレンタル(成田国際空港公式WEBサイト)
・ インターネット・携帯電話レンタル(羽田空港 国際線旅客ターミナル)
・携帯レンタル(3G)(ソフトバンク公式サイト)
SIMカードの購入/レンタル
最近ではオリンピックを見据えて、外国人旅行者向けのSIMカードが発売されたりと、一時帰国者にとっても使いやすいプランが増えてきました。特にe-mobileでは1GB/3GB定額のSIMカードがあり、日本国内の住所が不要のVISITOR用1GB/14Daysといったプランが充実しています。
関連サイト:
・ 商品一覧(オンラインショップb-mobile)
・ レンタルサービス(ソフトバンク公式サイト)
事前支払いOK!簡単、便利なプリペイド携帯
プリペイド携帯の利点は、基本使用料不要で通話料前払いのところ。ただし、犯罪を防ぐための法律で日本国内に住所地を持たない方の契約は原則的に出来なくなりました。
プリペイド携帯の利点は、基本使用料不要で通話料前払いのところ。ただし、犯罪を防ぐための大手キャリアではドコモ以外のソフトバンク・auがそれぞれプリペイド携帯を発売していますが、一番プランが充実しているのがソフトバンクのシンプルスタイル(3G携帯電話)です。
シンプルスタイルでは機種をスマートフォンか3G携帯を選ぶことができ、通話料が全国一律8.58円/6秒。SMSメールの受信は無料ですが、送信や3G通信には定額パケットに申し込む必要があります。2日間、7日間、30日間のプランがあるので、滞在期間によって使い分けましょう。
関連サイト:シンプルスタイル<プリペイド携帯電話>(ソフトバンク公式WEB)
格安スマホを年間で契約しておく
月額基本料がかかりますが、最近は月額2,000円~の格安スマホも誕生しているので、携帯番号を変えたくない方にオススメ。色々な会社が発売をしているのですが、TUTAYAが運営するTONE(旧:フリービットモバイル)は料金体系がシンプルで使い勝手よさそうです。
TONEは通話料の他に、初期費用(3,000円税抜:2016年2月現在)や端末代、ユニバーサルサービス料がかかりますが、基本料金月額1,000円と安いのが魅力です。インターネットや一部のTSUTAYAで購入ができます。
関連サイト:PR月額1000円で使えるTSUTAYAのスマホ 【TONE】
家族の携帯レンタル/家族割を利用する
意外と多いと思うのが、家族が携帯を借りて使うという方。短期間であれば一番費用がかからないといってもいいかもしれません。また、家族割を利用すると月額基本料が格安になるので、年間で契約しておくという方法もありますね。