海外旅行×原油安×燃料サーチャージ

最近、原油価格の下落でガソリンの価格が安くなってきます。ガソリン以外にも価格が下がるものがいくつかありますが、その中でも旅行者にとって嬉しいのが、サーチャージといわれる燃油特別付加運賃が撤廃や運賃そのものが安くなることです。この影響で海外旅行者が増えるのでしょうか。

まとめ

  • 原油安になっている背景は世界規模の燃料戦争
  • 燃料サーチャージは運賃に含まれて表示されていることが多い
  • 燃料サーチャージはどのくらい下がるのか?

原油安の背景

photo credit: farhanamoor via photopin cc

ここ最近の原油安の背景として挙げられるのが、原油産出国VSシェールガス業界のアメリカという構図です。石油を持たざる国がこぞってシェールガスへの転換を図ろうとしていますが、今のうちに原油価格を下げることでシェールガスの使用量を減らして、産出コストの高いシェールガス業界に打撃を与えるためとも言われています。

実際にアメリカではシェールガス会社が倒産に追い込まれています。今後も原油価格の下落が続くと、さらに倒産する会社が増えることが予想されています。この原油安がいつまで続くのかは分かりませんが、円安で海外旅行を控えている方にはとっては運賃が安くなるメリットがあります。

サーチャージ(燃油特別付加運賃)とは?

航空業界のサーチャージは、燃料とする油の価格に追随し、航空運賃などとは別建てで徴収される料金のことです。航空燃油(シンガポールケロシン)の過去の一定期間の平均価格を基準に決定され、金額の改定には関係国の認可が必要です。そのため、原油安になってもすぐに運賃に反映されるわけではありません。

また、航空会社によってはサーチャージの対応は異なります。例えば日本航空やANAは過去2カ月の平均で決めているのですが、この平均価格が1バレル=60ドル未満となれば、燃油サーチャージはゼロになるとされています。既にANAでは2月から国際線の燃油サーチャージを大幅引き下げすることを発表しています。

サーチャージはいくら下がるのか?

例えば、日本からニュージーランドに行く場合には日本で購入するとANAの発表で2015年1月31日までの購入で片道21,000円でした。それが2015年2月1日から2015年3月31日ご購入分までは14,000円となります。その差は7,000円。これは片道なので、往復として14,000円もの価格差が発生することになります。

この原油安がいつまで続くかは分かりませんが、円安を考慮しても十分に海外旅行をするにはお得なのではないでしょうか。ただし、購入時期によって適用価格が異なるので、チケットを購入する場合にはよく確認する必要があります。

関連サイト:燃油特別付加運賃について(ANA SKY WEB)

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