日本で英語を教えるときに有利な資格3つ(J-SHINE, TECSOL, TESOL)

英語の資格といえばTOEICやTOEFLが一般的ですが、英語を教える資格はあるのでしょうか。実は2011年から教員でなくても小学校で英語を教えることができるようになりました。教員だけでは英語を教えることが難しいので、英語を教える資格者を「指導者」として採用する動きが活発になっています。そこで、英語を教えるのに有利な資格をご紹介します。

1.日本の小学校で英語を教える資格、J-SHINE

J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)は日本における「小学校での英語教育の普及・発展を支援する」という目的のNPO法人です。認定を受けると小学校での英語指導を依頼されることがあります。資格を取得したい方は、J-SHINEの認定を受けた団体が実施する講座を修了し、推薦を受ける必要があります。

座学や通信で講座を受けるだけでなく、原則として指導時間が50時間以上の実地経験があること、そして英語で授業が行えることが求められます。やはり実地経験も大切だということです。

認定資格を取りたい方は、認定協議会の登録団体が主催する研修講座を修了し、その団体から推薦を受ける必要があります。費用は約10万~30万円、期間は2~3週間の受講が一般的です。通信教育もありますが、別途に実地研修会に参加する必要があります。そして受講修了時に必要書類などを指導者認定審査料とともにその団体へ申し込むことになります。

ここニュージーランドでも登録団体が研修講座を開催していて、約20万~30万円をかけて受講する方も多いようです。せっかく英語圏に来たのですから、日本で英語を使える資格を取っておく目標があって良いかもしれませんね。

関連サイト:J-SHINE(小学校英語指導者認定協議会)

2.子どもに英語を教える資格、TECSOL

J-shineは日本の資格でしたが、こちらのTECSOL(Teaching English to Child Speakers of Other Languages)は世界的に認められた資格です。12歳未満の子どもに対して英語を使って英語を指導できる資格です。子どもに対してなので、歌やゲームなど取り入れた指導や教材作成を学ぶことが特徴です。

子どもを教える際の資格なので、J-SHINEはTECSOLの日本版のような存在です。そのため、受講機関によってはJ-SHINEとTECSOLの両方を取得できる講座が開かれている場合があります。

今後もJ-SHINEを取得する人が増えてくることが予想されるので、差別化としてTECSOL資格があれば有利に就職できそうです。このTECSOLはニュージーランドではそれほどでは有名ではありませんが、オーストラリアでは認知度が高いようで資格講座が多く開かれています。

受講期間と費用はJ-SHINEと同じで、5~6週間程度で約20~30万円。J-SHINEと異なるのは海外では実際にローカルの子どもたちにインターンシップとして英語を教える経験ができることです。日本語を話す子どもと違うので、戸惑うことが多いかもしれませんが貴重な経験をすることができます。

3.大人にも英語を教える資格、TESOL

TECSOLは12歳以下の子どもが対象でしたが、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)は英語が母国語じゃない日本のような国の人に英語を教える資格です。外国人でも日本などで英語を教えるために習得するくらい有利な資格です。英語の学習法のほか、文法教育、カリキュラムと教材の開発法などの幅広く実践的な内容を理論立てて学ぶことができます。

TESOLは子どもに限定せずに大人にでも教えることができるのが特徴です。最近は企業でも英会話を取り入れるところが増えてきているので、TESOLを持っていると企業で英語を教える際には有利になります。ただ英語学校などで約5週間学ぶものから、1年間で本格的に学位を取得するものまであるのでレベルは様々です。

ただしTESOLは英語の教員試験ではないので大学院で学位を取得したからといっても、英語を日本でどこでも教えることができる資格を与えられたわけではありません。もし教員として小学校や中学校などで教えるためには教員試験を受ける必要があります。

費用はJ-SHINEやTECSOLと比べて高く、約50万円~300万円と就学する機関によって大きく異なります。ほとんどの機関では入学時に英語力が試されることがあるので、TESOLの資格取得を考える方は受講する機関の入学条件を確認しておく必要があります。

関連サイト:TESOL International Association

コメントの入力は終了しました。