5つのランキングから考える海外移住したい国

将来は海外で暮らしたいという人にとって、どこに移住するかが問題です。ある調査で、「住みたい海外移住先ランキング」が発表されましたが、住みたい=住める、とは限らず色々な課題がありますよね。まずは、どのような海外移住に関係するランキングがあるかを見てみましょう。

1.海外移住に関わる5つのランキング

海外移住者が最も住みやすい国ランキング

Photo@MailOnline

毎年、HSBCから発表される「海外移住者が最も住みやすい国ランキング」。以前、コラムでも取り上げたランキングで、海外移住者に関する世界的な調査。

ロングステイ希望国トップ10

こちらも毎年、ロングステイ財団から発表されるロングステイ希望者を対象にしたアンケートなどを集計したランキング。前回もマレーシアが連続1位を更新中。

海外移住するとしたらこの国ランキング【女性編】

マイナビニュース会員の女性400名に、海外移住するとしたらどこの国がいいかアンケートを集計したもの。次の男性編と比べて違いがでるのでしょうか。

海外移住するとしたらこの国ランキング【男性編】

マイナビニュース会員の男性371名に、海外移住するとしたらどこの国がいいかアンケートを集計したもの。5位にニュージーランドがランクイン。

ひとりで住みやすい海外ランキングBEST5

All Aboutのガイド32名が独断と偏見で選んだランキング。

2.ランクインしている国に移住しやすいとは限らない理由

海外移住先ランキングにランクインしているから、その国へ行って生活しよう!と簡単に移住ができれば良いのですが、そこでハードルになるのが、査証(ビザ)と永住権の問題。これから移住しようとする人、移住している人にとっても頭の痛い問題です。

そういう方にとって他国のワークビザや永住権を取得するのが目的のひとつになっています。しかし、ほとんどの国では移民に対して取得条件を設けており、国際結婚や専門技術、それ相応の職歴がない限りワークビザや永住権の取得は難しいのが現状です。

例えば、よくランキングインするニュージーランド。ニュージーランドでワークビザを取得するには自国民を雇わない理由や求人広告、雇い主のレターなど手間とお金と時間がかかります。さらに永住権となると、もっと細かい情報が求められ、審査で永住権が下りないこと十分ありえます。

3.ワークビザ・永住権を取得しやすい国を選ぶ

逆に言えば、ワークビザや永住権の取得しやすい国もあることも事実です。なぜ、自国民ではなく外国人にビザや永住権を出すのかを考えれば、自国にとって有益な理由があるかにほかなりません。

そのため先進国になればなるほど取得が難しく、逆に後進国や発展途上国といわれる国ほど取得が比較的簡単な理由のひとつです。例えば、ワークビザに限ればマレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンなど。このビザの取得し易さがロングステイ希望国でもランキング上位を占める理由となっています。

一方、ニュージーランドも以前はワークビザや永住権が先進国のなかでは比較的手に入れ易いといわれてきました。ただ国策によって多くの移民を受け入れてきた歪みがニュージーランド人の感情を害し始めていることもあり、最近では年々難しくなっています。

もし原則、30歳以下であればワーキングホリデー制度を活用して、そのままワークビザにつなげることも可能です。ただしワーキングホリデー制度がある国に限られます。

海外移住で難しいのは、移住のタイミング。準備に時間をかけすぎると、法改正で計画が崩れることありえます。そのため、各移住予定先の移民情報や法改正に関する情報は常に収集しておいた方がいいですね。