海外居住者が一時帰国時に、お土産を日本に送るお得な方法

スーツケースに入らないし、海外のお土産屋さんで購入した商品を日本に送りたいと思ったことはありませんか?ただ送るとなると結構な送料がかかるので悩みますよね。でも、その送料を減らせるかもしれないお得な方法があるのでご紹介します。


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1.海外旅行や一時帰国で知っておくと得をする「別送品」

海外旅行や一時帰国で知っておくと得する方法とは、日本に送る際に「別送品」という配送方法を取ることです。

「別送品」とは、引越荷物、旅先で不要になった身回品、土産品などを、携帯品として持ち帰るものとは別に渡航先から郵便や宅配便などを利用して送ったものです。 別送品として通関できるものは、原則として本人の帰国(入国)後、6ヶ月以内に通関できるものに限ります。

出典:税関

このように別送品は海外で購入したお土産などをスーツケースなどに入れて持ち込まず帰国し、国際郵便や宅配業者などを利用して持ち帰えらずに「別に送る品」のことです。

ここで注意したいのが、必ず本人が帰国しなければいけないこと。帰国せずに郵送で送る場合などは「別送品」にできません。なぜ帰国する必要があるのかは、別荘品の手続きに関係しています。では、次に別送品の手続き方法をご紹介します。

2.別送品の手続き方法

別送品として荷物を送る場合は、黄色い用紙の「携帯品・別送品申告書」2枚に同じ必要事項を記入します。日本の国際空港で税関を通過するときに、この2枚の申告書を係員に提出し、スタンプが押された1枚が返却されます。その1枚を配送業者所定の封筒に入れ投函します。

購入した店舗から送らず、個人でお土産などを別送品として送ることもできます。その場合は必ず品物の外装に「別送品」と表示し、自分自身を名宛人とします。別送品が郵便などで国内に到着すると、税関から「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」が届きます。入国時にスタンプのある別送品申告書を指定の税関出張所に郵送するか、直接窓口に持って行きます。

これらの手続きが終わってから数日が経つと、お土産が手元に送られてくることになります。そのため、帰国後すぐにお土産を渡したい場合は、スーツケースなどに入れて持って帰った方がいいですね。

3.別送品で送ると得する3つのこと

では、なぜ別送品で送ると得をするのかですが、3つあります。

①重い荷物を持ち歩かなくて済むので、移動が楽。

重たい荷物を運ぶ必要がないので、航空機で規定しているスーツケースの重さを心配する必要がありません。さらに荷物の持ち運びが楽になります。

②関税がかかりにくい。

通常、別送品を使わずに郵便局などで荷物を送った場合は、免税枠と関係がなく関税がかかることがあります。これが別送品になると「身の回りの品」ということで関税が免除される可能性があります。

ただし新品などの場合は1人20万円(酒・タバコ・香水等を除く)までの免税枠となり、それ以外でも税関の判断で課税される場合もあります。

③お店で送ると免税扱いで購入できる。

購入したお店で、お土産などを別送品扱いで送ると、現地国で日本の消費税にあたるVATやGSTを省いた金額(免税)で商品を購入することができることがあります。これはタックス・リファンドに似ていますが、後でタックスを還付してもらうのではなく、購入時に免税扱いになります。

購入金額によりますが、この免税額によっては、日本への送料を少なくなったり、送料が免税分と相殺されることもありえるのでお得ですよね。

たとえばニュージーランドで、日本の消費税にあたる税金(GST)が15%かかるので、単純に送料が75NZDとすると500NZD分購入すると送料がかからないことになります(実際には免税なので約66NZD)。

海外旅行や日本に一時帰国する際に、まとまった金額のお土産を購入する場合はお店から荷物が送れる宅配サービスを行っているか確認してみるといいかもしれません。

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