海外移住者だからこそ知っておいて欲しい胃がんのこと

前回、話題になった大腸がんのことをお伝えしましたが、これまで1位だった胃がんについても知っておいて欲しいと思います。実は私の父が胃がんで亡くなったのですが、胃がんになる前に何かそれまでに色々できるのではなかったのではないかと今でも後悔しています。是非、医療情報担当者(MR)の立場からも知っておいて欲しいと思います。

1.胃がんの症状と原因

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国立がん研究センターの発表では、男性の1位大腸がん、2位胃がん、3位前立腺がん、4位肺がん、そして女性では1位乳がん、2位大腸がん、3位肺がん、4位胃がんと診断されています。

生活スタイルの変化や早期発見の促進により年々胃がんの割合は減少傾向にあります。そのため、男性では胃がんが2位になったとも言えますが、年齢別では50~60歳代が約6割を占め、海外でロングステイされている方の多くがその年代なので気にになる方も多いと思います。

こちらも大腸がんと同様に内臓のがんなので早期段階では自覚症状がほとんどありません。進行しても自覚できない場合が多く、食欲がない、げっぷがよく出る、胃が重いなどの症状などは他の病気にも見られる兆候です。よく似た症状で胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合もあります。

さらに進行すると吐物に血液がまじったり、便が黒褐色になることで貧血にもなりやすいとされています。実際に私の父親も貧血になっていましたので、出血による特有の症状であったのでしょう。

主な原因は、塩分の多い食事や焦げ付いた食べ物、そして飲酒や喫煙も有害物質が胃の粘膜を刺激し、胃がんの原因をつくるとされています。特に胃の中に住むヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんの発生と関連が強いと注目されています。

このピロリ菌は、昔、上下水道が不整備だった頃に多く水道に含まれていたため、その頃に生活していた50歳代以降のほとんどの方は体内に菌を有していると言われています。そのため、発症するリスクは若い年代と比べて大きいでしょう。もしかすると今回、胃がんが2位になった要因のひとつかもしれません。

2.胃がんの検査方法

胃がんの検査は主に、「胃のX線検査」と胃カメラといわれる「胃の内視鏡検査」を行います。さらに、精密検査としては、胸部X線やCTスキャン、エコーなどがあります。胃カメラは口からチューブを入れるとつらいですが、最近は鼻からチューブを入れる方法もあるので、以前よりも受けやすくなっています。

治療は他のがんと同様に腫瘍の広がりにより病期(ステージ)が判定され、治療方法が決まります。早期胃がんでは内視鏡による切除手術ができるので、こちらも早期発見が大切になります。特にエビデンス(治療データなど)でガイドラインもあるので、病院で専門医に検査結果と共に相談されることをオススメします。

3.胃がんにならないための予防法

胃がんになってからでは遅いので、それまでに予防として何が出来るかが重要です。原因の高齢化は別として、これを減らす働きのあるヨーグルトやニュージーランドで採取されるマヌカハニーが効果があるとされています。

特にマヌカハニーは抗菌効果が高く、ピロリ菌に対しても有効があるとされています。ただし日本では薬事法という薬に関しての法律があるので、病気に対しての効能・効果をうたうことができません。しかし近年の研究によって特別な効果が証明されたマヌカハニーは胃一番効果があるハニー250gで約1万円するぐらい高価になっています。

その他にも、コーヒーの成分ががん細胞を抑制するというニュースもよく見かけます。一時期、コーヒーには発がん性があるとされた事がありますが、その後の研究では逆に日本人の胃癌の予防効果がある事が報告されています。色々な要因があるのでコーヒーに効果があるかは不明ですが、一日2~3杯飲むのが望ましいようです。

関連サイト:

胃癌(Wikipedia)

国立がん研究センター

eマヌカ.COM(マヌカハニー専門サイト)

全日本コーヒー協会

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