一般の方でも海外に日本の資産を移す理由4つ

資産家だけが海外に移住して資産を移しているイメージがありますが。最近、特に多くの資産を持つ方ではなく、普通のサラリーマンでも日本の資産を海外に移す現象が起きています。「自分の資産をしっかり自分で守りながら攻める」、これからの時代に必要なスキルになるかもしれません。

1.銀行の低金利政策

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銀行の低金利政策によって、銀行にお金を預けていてもお金が増えない、逆に時間外手数料などの手数料がかかってマイナスになってしまう、そのような現状が続いています。

これを海外の銀行に預けたり外貨建て預金にすると、数%の金利で資産が増えます。これは海外では当たり前ですが、日本にいるとそういったことはないのが当たり前なので、不思議に思わなくなっていますよね。

ただ簡単に資産を移すといってもリスクは当然あるので、リスクや内容をあまり知らないまま金利に飛びついて外貨建て商品を購入することが多くなっています。まずは、外貨建ての商品や海外にある銀行に預金を預ける方法を調べてみることが大切ですね。

2.日本の地価が上がらない

最近は大都市圏に限って地価が上がっていると言われていますが、日本全体で見ると横ばいか、逆に地価が下がっています。昔は地価が上がって、持ち家などの不動産を持っているだけで収益が見込めました。

そういった収益を見込めなくなった今、海外で不動産を購入して収益を狙うことが増えてきています。特に中国マネーが世界各国に流入しているため、不動産価格が高騰しています。

ここニュージーランドでも中国マネーの流入や移民政策などの要因によって、年に地価が数十%上昇しているといわれています。特に海外からでも不動産が購入できるニュージーランドも人気があります。

3.深刻な日本の財政赤字によるデフォルトに備える

深刻な日本の財政赤字。国の財政赤字が約1,000兆円もあるので、現在でも国債で補っています。この危機感を感じて、日本の資産が海外に出て行ってしまっています。

万が一、日本がデフォルトに陥ると自己責任で負担しなければいけません。これはあり得ないと思っている方も多いですが、ギリシャなどのようにいつ危機が訪れるかは分からないのです。

4.震災リスクに備える

2011年3月、日本で大震災が起こりました。これは誰も予想していない震災ですが、起こったことに対するリスクは自分が背負わなければいけません。その際にリスクをいかに分散させておくかということも重要です。

金融では「ポートフォリト思考」という考えが一般的です。預金、証券、不動産投資など色々な資産形成法を組み合わせて、リスクに備えることが大切です。ただ、問題はリスクのために分散化し過ぎると、資産が増えていきにくういジレンマもあります。

ともかく、今の時代は資産を「どう守るか?」と「どう活かすか?」のどちらもが必要です。これが大切な時代になってきています。今ままでの考え方をもう一度見直さなければいけなくなりますね。