海外移住コラム

海外移住のための無犯罪証明書。取得方法と注意点とは?


無犯罪証明書は、長期滞在に関わるビザ(査証)や永住権、留学、就業や資格等を取得するときに、現地国から求められる日本国内での居住・滞在期間中における犯罪経歴を記した書類です。

それでは、「無犯罪証明書の取得方法や注意点」をご紹介します。

ビザ(査証)の取得や更新に必要な無犯罪証明書

日本で無犯罪証明書の申請をする場合

申請は警視庁・道府県警察本部で申請でき(警察署では申請できません)、指紋を採取するため本人が申請する必要があります。

 

主な必要書類は、①有効期限内の旅券(パスポート)、②証明書の発給事由に該当するかの確認に資する文書、③身分証明書です。

 

ここで問題になるのが②でしょう。

 

留学、就業等などが決まっていれば発給事由の文章がありますが、査証(ビザ)申請書などがあれば、個別に対応してもらえる可能性があるので、まずは警察本部の各担当者に相談した方が良いでしょう。詳しくは各警察本部にお問い合わせください。

 

発給までの期間は申請受理後、約10日から2週間かかり、本人または代理人が受け取れますが、郵送はできません

 

犯罪経歴証明書(警察証明書)の入った封筒は表書きに「開封無効」に記載され、開封すると無効となります。あやまって開封しないようにしましょう。

参考サイト:
警察証明書と犯罪経歴証明書(外務省)

海外で無犯罪証明書の申請をする場合

在外公館(大使館・領事館)から申請する場合は、外務省を経由して警察庁への発給取次を行っているため、入手までに概ね約2ヶ月~3ヶ月かかるとされています。

 

必要な書類は日本国内とほぼ同じですが、戸籍の正確な住所が必要となる場合があるため、日本から戸籍謄本など持参しておくと良いでしょう。

 

特にビザ(査証)申請などに急に必要となる場合、申請から取得までに約2~3ヶ月かかるため、無犯罪証明書が必要かどうかを事前に確認しておくことが大切です。

 

日本でも海外からでも費用は無料です。また、現地国に提出しない場合は返納の義務があります。

【例】ニュージーランドでの無犯罪証明書を取得方法

では、ニュージーランドでワークビザを申請したときに無犯罪証明書をどのように申請したかをご紹介します。

 

ニュージーランドでは無犯罪証明書は2年間有効であるため、2回目のワークビザ更新の際に無犯罪証明書を日本から取り寄せました。

 

ビザが切れる3か月前にオークランドにある領事館で指紋採取をおこなっています。昔は予約が不要でしたが、最近は指紋採取に予約が必要になっています。

 

郵便局でも指紋採取は可能ですが、費用がかかるので急ぎではない限りは領事館でやったほうがいいですね。

 

ただ、無犯罪証明書が届くのが遅れてしまい、先にビザの有効期限が切れてしまったので移民局に連絡しました。その時は一時ビザ(ワークからワークは働いてOK)がでました。

 

その後、1週間後に届いて無犯罪証明書を移民局に提出したら1週間ほどでビザがおりました。

まとめ

海外就職や海外留学で必要とされなければ、一般的には海外移住前に日本で無犯罪証明書を取得する必要はありません。

 

必要になれば海外から申請することもできますが、その際は「本籍」が必要になるので、わからない方は戸籍謄本を用意しておきましょう。

 

海外では領事館や大使館でも申請ができ、申請から取得まで約2~3か月かかるとされているので、余裕をもって申請することが大切ですね。