一時帰国の際に入国スタンプをもらい忘れた!買い物が免税扱いにならないのかな
おすすめのWiFiレンタルを紹介している、みつきです。
海外在住者で条件を満たすことで買い物の際に免税になるために必要なのが、パスポートの入国スタンプ。
ただ、最近は自動ゲートだとパスポートにスタンプが押されないまま入国審査が終わってしまいます。
そうなると、パスポートに入国スタンプが欲しいなら、審査後にカウンターへ自分でもらいに行く必要があります。
ただ、入国スタンプをもらい忘れたら、後でもらえるのでしょうか。
そこで、今回のコラムでは入国スタンプをもらい忘れた時に対処法を紹介します。
海外移住FP
プロフィール
元ニュージーランド在住者の海外移住FPみつきです。
このブログでは、「海外で、暮らす、楽しむ。」をテーマに海外移住の手続き、海外移住の準備、海外生活hack、一時帰国hackをお伝えしています。
入国スタンプをもらい忘れたらどうする?
入国スタンプをもらい忘れた場合には、入国管理局に書類を提出して出入(帰)国記録の発行を申請することができます。
もし、税関検査後を過ぎて制限区域外から出てしまうと、戻って入国スタンプをもらうことができません。
(注1)スタンプ(証印)について
出典:お知らせ|法務省
パスポートにはスタンプ(証印)されません。
スタンプ(証印)を希望される方は,自動化ゲートの通過後,出国手続時には航空機への搭乗前,帰国(上陸審査)手続時には税関検査前までに,各審査場事務室の職員にお申し付けください。
上記の時点以後は,パスポートへのスタンプ(証印)の申出を受け付けることはできませんので,ご注意ください。
そのため、税関検査後には「出入(帰)国記録」を発行してもらうことになります。
但し、申請から記録が届くまでには日数ががかかるので、短期間の一時帰国では間に合わない可能性も。
なお、記録を申請する方法は、下記の2つです。
- 入国管理局に行って申請する
- 郵送で申請する
入国管理局に行って申請する
税関検査後すぐに入国スタンプのもらい忘れに気づいていれば、空港の入国管理局で記録を発行してもらうことができます。
例えば、成田国際空港は第2ターミナル、羽田の場合は第3ターミナルにあります。地方の国際空港にも入国管理局があります。
ただ、自宅から空港が離れていたり、乗り継いで地方にいる場合には申請に行くは難しいですよね。その場合は、郵送でも申請ができます。
郵送で申請する
返信用のレターパック又は郵便切手を貼った返信用封筒、本人確認書類と手数料(1件300円分の収入印紙)添えて、出入国在留管理庁まで郵送します。
申請から記録が届くまでには日数ががかかるので、一時帰国の間に入手するのは簡単でありません。
具体的な必要書類や郵送先は、出入国在留管理庁の公式ページをご参照ください。
関連サイト:出入(帰)国記録に係る開示請求について|出入国在留管理庁
パスポートの入国スタンプが必要な理由
パスポートの入国スタンプが必要になる時は、主に下記の点です。
- 有効期限の切れた運転免許証の再取得
- 帰国した場合における転入手続き
- 年金保険に関する合算対象期間の手続き
- 海外のビザの取得手続き
- 非居住者の免税手続き
上記のなかでも、特に一時帰国で免税で買い物ができるかどうかは大きな違いです。
日本で免税で買い物をする時に、免税対象の店舗でパスポートの入国帰国の提示が必要になります。
そのため、免税で買い物をする際にはパスポートを持って行くことを忘れないようにしましょう。
自動化ゲート後の入国スタンプのもらい方
最近は自動化ゲートになっていることが多いので、特にパスポートを担当官に渡すことがありません。
そのため、自動で簡単に入国することができるので、長時間も並ぶことが少なくなっています。
しかし、自動化ゲートを抜けた後に担当官がいるボックスがあるので、自分で行ってパスポートに入国スタンプを押してもらうことになります。
入国スタンプが不要な人もいるので、特にボックスに誘導されるわけではないので注意しましょう。
まとめ:入国スタンプのもらい忘れに注意
今回のコラムでは「【入国スタンプをもらい忘れた!】一時帰国でパスポートにスタンプが欲しいなら?」をご紹介しました。
日本に一時帰国する際には入国審査の職員さんも入国スタンプの案内をしてくれるわけではないので、これは自分でもらいに行かなければいけません。
入国スタンプをもらい忘れて免税で買うことができないなんてもったいないですよね。必ず入国スタンプをもらいましょう。