ギリホリはするべきなのかな。その後とか帰国後が心配だけど、後悔したくない
海外生活hackを紹介している、みつきです。原則として30歳(31歳の誕生日までの入国)までに申請しないといけないのが、ワーキングホリデー。
最近ではオーストラリアが35歳までワーホリを認める、認めないと話題になっています。
ただ、現状ではワーホリは30歳までなので、ギリホリをしようか迷っている人も。
その迷っている理由は、ワーホリのその後のこと。帰国後のことを考えると心配になりますよね。
もし、ギリホリをするなら帰国後のことも考えて今のうちから準備できることがあります。
そこで、このコラムではギリホリをするべきか、ギリホリするなら後悔しない考え方を紹介します。
海外移住FP
プロフィール
元ニュージーランド在住者の海外移住FPみつきです。
このブログでは、「海外で、暮らす、楽しむ。」をテーマに海外移住の手続き、海外移住の準備、海外生活hack、一時帰国hackをお伝えしています。
30歳最後のギリホリしないと後悔する?
30歳最後のギリホリしないと後悔するか、まずはみんなの意見を集めてみました。
上記以外も色々な意見がありましたが、やはりギリホリを検討している人が多いことが分かりました。
やはりギリホリは海外生活の最後のチャンスと考えている人が多いですね。
ただ、もしギリホリをするかどうかは、帰国後のライフプランを計画してから決めるべきです。
これが20代前半であれば、後先を考えずにワーホリすることも考え方のひとつですが、30代ともなると無計画にギリホリするのはおすすめできません。
とはいえ、すぐにギリホリするか決めないと時間がない!という人も多いでしょう。
では、もしギリホリして後悔しないようにするには何を準備しておけばいいのでしょうか。
ギリホリで後悔しないためにできること
ギリホリして後悔しないためにできることは、下記のとおりです。
- ワーホリ滞在中に資格の勉強を始める
- ワーホリが終わる半年前から転職活動
- ワークビザに変更しやすい仕事を選ぶ
ワーホリ滞在中に資格の勉強を始める
資格と言っても仕事に結び付けられなければ意味がないので、そこは仕事に直結しやすい資格を選ぶべきです。
たとえば、「業」と言われる資格やIT系でもいいでしょう。何かしら資格の勉強を始めましょう。
特に、30歳なら40代や50代でも活躍できる日本語教師の資格を取るのも方法のひとつ。国家資格になることも検討されているので、今のうちに資格の勉強をしておくことも。
ワーホリが終わる半年前から転職活動
ワーホリが終わって帰国してから転職活動しても決まるまでに時間がかかることもあります。
そのため、帰国前の半年ぐらいから情報収集をかねて転職活動を始めておきましょう。
ワークビザに変更しやすい仕事を選ぶ
ワーキングホリデービザは原則1年(イギリスは2年)ですが、期限前に現地の会社からワークビザをサポートしてもらえる可能性があります。
意外とワーホリからワークビザをサポートしてもらって現地で働き始める方もいます。
そのため、ワーホリの仕事といっても現地でワークビザがサポートしてもらえる可能性がある職種に挑戦しておくことも検討しましょう。
では、これでギリホリで後悔しないために準備しておくことも分かった。
じゃあ、もう一度、ギリホリするか考えてみるためにメリットとデメリットを次にまとめてみました。
ギリホリをするメリットとデメリット
ギリホリのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット |
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豊富な社会人経験が活かせる 貯金があれば生活が楽しめる 人生最後のワーホリができる | 帰国後の仕事が心配になる 親など家族から反対される |
ギリホリのメリット
メリット |
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豊富な社会人経験が活かせる 貯金があれば生活が楽しめる 人生最後のワーホリができる |
豊富な社会人経験が活かせる
30歳ともなると豊富な社会人経験が活かせることも。実はワーホリは20代までが多いので、海外では30代が少なく、その年代を求めている日本の企業も。
なので、現地国でワークビザをサポートしてもらえる会社を選んでアプローチしてみるのもいいでしょう。
貯金があれば生活が楽しめる
若くしてワーホリを使ってしまうと、貯金がない状態で渡航しているので、仕事に追われてしまうことも。
その点、30歳になるとお金に余裕ができている人なら、焦らずに現地国で仕事を決める余裕が得やすいでしょう。
人生最後のワーホリができる
なんといってもワーホリは最後。海外で働きながら海外生活ができる機会はなかなかありません。
その点、ギリホリでは基本的に自由に働く会社を選べる特別なビザをもらったようなものなので、チャンスを逃すと次の機会は難しいでしょう。
ギリホリのデメリット
デメリット |
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帰国後の仕事が心配になる 親など家族から反対される |
帰国後の仕事が心配になる
一番悩んでしまう理由がワーホリ後、帰国してからの仕事をどうするかです。前職で就職しやすい方なら悩みは少ないですが、そういう人ばかりではありません。
そのため、次の仕事のことも視野に入れた資格の勉強を滞在中にしておくのもいいでしょう。特に、オンラインで学べば海外のハンデはありません。
親など家族から反対される
さらに悩ましいのが、親など家族からワーホリを反対されること。帰国後の心配をしてくれているのは分かるのですが、説得が大変なことも。
もし反対されたら、それでもワーキングホリデーをするメリットや帰国後のためにできることを伝えましょう。
ギリホリをするためのよくある質問
ギリホリをするためのよくある質問をまとめてみました。
オーストラリアのワーホリは35歳まで?
数年前にオーストラリアではワーキングホリデーが35歳への年齢引き上げが検討されているという話があり完全に撤回されたかは分かりませんが、現在のところ30歳までに変更はありません。
留学エージェントは使ったほういい?
留学エージェントを利用するどうかは目的に応じて感じましょう。ただ、社会人ともなれば留学エージェントなしで挑戦するのもアリでしょう。
ギリホリで帰国後は就職しにくくなる?
実際に私はワーホリを過ぎた35歳で海外移住をしましたが、すぐに帰国になるリスクもありました。
最後は何とかなる!と挑戦して、結局は運よく現地で仕事を見つけることができました。とはいえ、帰国後の仕事はどうするかの対策を考えておくことが必要です。
ギリホリで後悔しない考え方まとめ
今回のコラムでは「【ギリホリはするべき?】30歳のワーホリで後悔しないコツ」をご紹介しました。
ギリホリはしたほうがいいよ、とは言えませんが、ワーホリには多くのメリットもあります。現在の市場価値を見極めて、転職しやすいのかどうかを考えて決断しましょう。
一か八かでワーホリをする勇気も大切ですが、出来るだけのことはやってからのほうがおすすめです。