海外送金

【回答】海外移住先に海外送金をする際の方法や手数料は?海外移住FPが解説します

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海外居住先に海外送金をするときのルールや方法を知りたい人向け。

「子どもが海外留学しているので留学資金を安く海外送金したい、、、生活資金を海外に送りたい、、、手数料も高いと聞くし、海外送金の方法や手数料、送金するときに気をつけることを知りたい。」

こういった疑問に回答します。

こんにちは、海外移住FPです。
当サイトで、ブログを書きつつ海外移住の手続きやコツを解説しています。

このコラムで「海外送金の方法や手数料」や「海外送金をする際に気を付けるべきこと」が分かります。

近年、富裕層への課税強化、マイナンバーの導入などで多額の海外送金が難しくなってきています。とはいえ、海外留学などの海外移住では海外送金が必要になることもあるので、海外送金のルールに注意する必要があります。

今回は、「海外移住先に海外送金をする際の方法や手数料は?」をご紹介します。

海外移住先に海外送金をする際の手数料や方法、注意することは?

海外送金をしたい金額によって方法を変えましょう。

まずは、海外送金のルールから

海外送金ができる金額に制限がある

原則として、その一つに、マネーロータリング防止などために銀行は1回100万円を超える海外送金については所轄の税務署に送金調書を提出することになっています(通常、海外から日本への送金も同じ)。

そのため、銀行によっては1回で海外送金できる金額が100万円以内ということもあり、それ以上の金額を送金する場合は必要書類が求められることもあります。

例えば、不動産を購入するとき1度に多額の海外送金を検討されている方は注意が必要です。

さらに、外国為替及び外国貿易法の改正で個人で送金限度額(1回または1ヶ月あたり30万円/年間360万円)を超える場合に電話での事前確認がされることもあります。

海外送金にかかる日数と手数料

日本の銀行と現地の銀行間で海外送金をすると、一般的には実際に送金が完了するまでに数日かかることもあり、なかには中継銀行(銀行間のさらに銀行を挟む)があるとさらに日数がかかります。

2~3日で着金する場合や1週間かかることもあるので、急いで海外送金をする必要があるかどうかによっても方法が違ってきます。

さらに、海外送金にかかる手数料も利用するサービスによって大きな差があります

手数料といっても実際にサービス利用料や為替手数料、現地の受け取り手数料などがあります。例えば、大手銀行で海外送金を行う場合は、1回約2,000~5,000円が一般的ですね。

海外送金にかかる日数と手数料も方法を選ぶ際の基準にしましょう。

海外送金の方法と手数料

まず、海外送金の際に確認することは「日本円のまま送金する(円建て送金)」・「日本円から外貨にしてから送金する(外貨建て送金)」・「日本円で送金して外貨で受け取る」を選ぶことです。

日本円のまま送金したいのか、現地通貨で受け取りたいのかなどによっても利用できるサービスが違ってくるので、どういった目的で海外送金をするのかを確認しましょう。

具体的な海外送金の方法や手数料は以下のとおり。

  • 銀行間で海外送金をする
  • 現地の日本支援サービスを利用する
  • 海外送金サービスの会社を利用する

銀行間で海外送金をする

銀行間でやり取りする場合には、現地での銀行口座開設が必要です。下見や海外旅行で口座開設ができればいいですが、国・地域によっては現地に居住していなければ口座開設ができない場合があるので、海外移住後に開設してから海外送金を行うことになります。

日本の銀行から現地国の銀行に海外送金をする場合、中継銀行を経由しなければいけないこともあります。一般的に中継銀行を経由する際には別途手数料がかかるので、こちらも合わせて経由するかどうかも確認が必要です。

実際に銀行間で海外送金を行う場合には、送金先の銀行情報が必要となります。銀行番号や支店番号、SWIFTコードまたはBICコードといわれる金融機関識別コードなどです。

世界の金融機関のSWIFTコードは、The global provider of secure financial、日本の金融機関であればWikipediaのサイトで検索できますが、英語なので扱いにくいのが難点です。検索サイトで銀行名とSWIFTと入力すると、コード番号が見つかります。

コード番号が分かれば、送金元の銀行に送金先の登録を行います。その後は、海外送金の指示を出すだけです。

ただし、銀行間での海外送金はどこの銀行でも扱っている訳ではありません。事前に使用したい銀行で海外送金を扱っているかどうか確認する必要があります。東京三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・新生銀行・楽天銀行・ゆうちょ銀行などの大手の銀行では海外送金を扱っていすね。

例えば、楽天銀行であれば海外送金手数料が750円です。

その他にも海外の中継銀行や受取銀行の手数料、円から現地通貨に両替する際に発生する両替費用などさまざまな費用がかかるので単純に比較できませんが、送金手数料が少なくて済むので銀行間で送金するなら楽天銀行がおすすめです。

現地の日本人支援サービスを利用する

現地国や地域によっても違いますが、現地で日本人向けウェブサイトで海外送金サービスを取り扱っている場合があります

このサービスは、主に海外留学をしている子どもに資金を簡単に送金できる方法として使うことができます。その会社が持つ専用口座に日本円を振り込むと、現地の専用口座に現地通貨に換えられた資金が振り込まれるサービスです。

現地で専用の銀行口座を作る必要がない点、振り込みが簡単な点です。海外移住で困るのが、銀行口座の開設が難しくなっていることです。現地で長期滞在などを目的としていないと口座が開けない場合があります。

ニュージーランドでも海外移住後すぐのホテルなどでは口座を開けない場合があり、家を決めて公共料金の支払い証明や大家さんらの証明書などがないと口座開設できないようになっています。

現地の日本人支援サービスを利用する際は、信頼できる会社かどうかをよく確認しましょう。

海外送金サービスの会社を利用する

海外送金サービスを取り扱っている会社を通す場合は、現地での銀行口座が不要なのが特徴です。送金にかかる日数もサービスによっては1分足らずでできるので、急いで海外送金しないといけない場合に便利です。

現地で受け取る場合はサービス専門の両替所や現地の銀行口座があればその口座に指定して振り込むことができます。ただし、手数料が高くなるので少額の海外送金では不利になる場合があります。

海外送金サービスを扱っている会社としては色々な社が参入しているので、手数料やサービス内容を比較検討する必要がありますね。

例えば、セブンイレブンやファミリーマートも海外送金サービスを取り扱っています。その他にも大手であれば、マネーグラムウエスタン ユニオンなどがあります。さらに最近は、トランスファーワイズという海外送金専門のサービスが人気です。

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最後に

結局、どの海外送金サービスがいいのかは「送金したい金額」・「着金までの日数」・「海外送金の手数料」などを比較して選びましょう。

一般的には多額の送金なら銀行間がオススメですし、海外旅行や下見旅行などで銀行口座が開設できない方や日本にいる家族から留学中の子供さんに送金する場合はファミリーマートやセブン-イレブンなどのATMから振り込みができるサービスが便利です。