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【海外に荷物を送る方法】料金が安いのは?海外配送の選び方

海外に荷物を送る安い方法

海外に荷物を送る安い方法には何があるのかな

海外生活hackを紹介している、みつきです。海外生活をしている友人や家族に、海外に荷物を送るなら安い方法がいいですよね。

まずは、海外に荷物を送る方法を下記にまとめてみました。

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料金お届け日数補償・保険追跡
EMS×約3~7日
AIR(航空便)約3日~14日
SAL約7日~14日
船便約1ヶ月~3ヶ月
民間宅配会社約3日~5日

料金だけをみると船便が安いですが、お届け日数がかなりかかるというデメリットも。

では、海外に荷物を送る場合はどの方法が安くて使いやすいのでしょうか。

実は、海外に荷物を送るなら目的やサイズ、重量によって使い分けるのがおすすめです。

そこで、今回のコラムでは海外に荷物を送る安い方法の選び方を紹介します。

このコラムの著者
みつき

海外移住FP

プロフィール

元ニュージーランド在住者の海外移住FPみつきです。

このブログでは、「海外で、暮らす、楽しむ。」をテーマに海外移住の手続き、海外移住の準備、海外生活hack、一時帰国hackをお伝えしています。

目次

海外に荷物を送る方法の種類と特徴

基本的に日本から海外に荷物を送る方法は、以下の5つです。

EMS(国際スピード郵便)

EMS(国際スピード郵便)とは、世界120以上の国・地域に30kgまでの書類や荷物を送ることができる基本の発送方法です。

特に海外在住者が日本の書類などを早く確実に届けるために使うことが多いのがEMS。

その特徴は、航空便なので通常のお届け日数が約2~4日と短いことと重量の幅が小刻みで料金が違うことです。

例えば、無犯罪証明書や戸籍謄本など個人のプライバシーにかかわる書類なら紛失などが心配になりますよね。その場合は、追跡サービスがあるので安心です。

AIR(航空便)

航空便とは、飛行機で輸送するためにお届け日数が約3~7日程で届けられ、EMSより多くの国に対応しているのが特徴です。

料金もEMSと比べると料金は高くなるので、基本はEMS(国際スピード郵便)か下記で説明するSALを使うのがおすすめ

SAL(エコノミー航空便)

SAL(エコノミー航空便)とは、通常のお届けが約7日~14日とEMSや航空便と比べると日数がかかりますが、料金が安い発送方法です。

特に、重量が大きくなるにつれて料金もEMSや航空便と比べて料金差が大きくなるので、急ぐ必要がなく重量のある荷物を送る場合におすすめ

船便

船便は、その名のとおり船で輸送する発送方法です。船で輸送するので、お届け日数が約1~3ヶ月と一番遅い配送方法です。

その分、料金が他の発送方法と比べると格段に安いので、数か月かかってもいいから荷物を送りたい人におすすめ。

但し、ニュージーランドのように日本からの船便を受け付けていない国・地域があるので事前の確認が必要です。

民間の海外配送会社

最後に紹介するのが、荷物の輸送に関して専門にしている業者です。大手では、DHL/FedEX/UPLなどがあります。

専門業者の特徴は、お届け日が1日~3日と最速であること。

さらに、取り扱いの国・地域が多い上に業者間でやり取りしているので、30Kg以上の荷物も送ることができ、追跡サービスも確実であることです。

郵便局で発送する場合は、日本の郵便局から現地国の郵便局に発送されるため、現地国の郵便事情に大きく左右されます。

その点、同じ業者間(ドア・ツー・ドア)であれば、より安全に配送が可能になります。但し、料金が高くなるデメリットもあります。

海外に荷物を送る方法の選び方

重要

安い料金で海外に荷物を送るには、下記がポイントにして方法を選びましょう。

  • 海外に送る荷物の重量が2Kg以内
  • 送る荷物の重量制限とサイズ制限
  • 日本から海外に届くまでの日数

海外に送る荷物の重量が2Kg以内

送る荷物の重量が2Kg以内であれば、小型包装物を利用するのも方法のひとつ。

その小型包装物の特徴は、下記のとおりです。

  • 送れる荷物の重量は2Kg以内
  • 配送日数は2~3週間程度
  • 追跡が必要なら書留にもできる
  • 小形包装物のサイズ制限あり

送る荷物の重量制限とサイズ制限

送る荷物の重量が2Kg以上であれば、通常はEMSか民間の海外配送会社を選択することが一般的です。

ただ、EMSは重量制限やサイズ制限が厳しいので、物によっては民間でしか送れない場合も。

日本から海外に届くまでの日数

日本から海外に届くまでの日数は、数ヶ月かかってもいいのであれば船便が一番料金を安く送ることができます。

重量制限やサイズ制限も他の方法よりも厳しくないのも魅力です。ただ、船便を取り扱っていない国や地域もあるので、事前に確認することが必要です。

海外に荷物を送る安い方法はどれ?

結局、海外に荷物を送る安い方法はどれか料金と到着までにかかる日数を比較してみました。

荷物は日本からオーストラリアのクィーンズランドにそれぞれ1Kgと5Kgで試算しています。

但し、料金は変更がある場合があるので、参考料金です。

2Kgの荷物をオーストラリアに送る

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荷物を送る方法料金EMSとの差お届け日数
EMS6,700円約3~5日
航空便(国際eパケット)3,070円△3,630円約7日
SAL(現在は停止中)
船便(小形包装物)1,600円△5,100円約2ヶ月前後
ヤマト国際宅急便5,350円※△1,350円約4~6日
※手数料1,650円含む

2Kgの荷物をオーストラリアに送る場合の料金や日数を比較してみると、航空便(国際eパケット)が安くて日数もそれほどかからないことが分かりました。

ただ、補償は6,000円までなので注意しましょう。なお、追跡サービスは付いています。

5Kgの荷物をオーストラリアに送る

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荷物を送る方法料金EMSとの差お届け日数
EMS13,000円約3~5日
航空便12,450円+1,450円約7日
SAL(現在は停止中)
船便4,900円△8,100円約2ヶ月前後
ヤマト国際宅急便7,950円※△5,050円約4~6日
※手数料1,650円含む

5Kgの荷物をオーストラリアに送る場合の料金や日数を比較してみると、ヤマト国際宅急便が料金が安くて日数がそれほどかからないことが分かりました。

但し、ヤマト国際郵便の場合は、下記の点に注意が必要です。

  • 配送可能地域が限定されることも
  • 海外に送れないものの制限が多い
  • 初めてなら登録が必要になる
  • 地域により手数料がかかる場合も

民間宅配会社を利用するなら、その条件や制限を細かいところまでよく確認しましょう。

なお、ヤマト国際宅急便以外にも民間宅配会社としてDHLFedExの利用も検討してみましょう。

国際郵便のなかでも、EMSや国際eパケットなど種類があるので、その特徴をおさえて利用するのがおすすめです。

さらに、民間宅配会社は料金が安いものの、配送地域や送れないものに制限が多いので、確認が必要です。

海外に荷物をEMSで送る場合の補償

EMS(国際スピード郵便)については、2万円まで自動的に補償され、2万円以上は最大200万円まで追加料金を支払うことで補償されます。

EMS以外の航空便やSAL、船便にはオプションで保険をつけることができます。

保険金額は最大200万円までとEMSと同じで、荷物によって2Kgまで+400円又は+460円、2Kg以上は補償金額によって+50円が必要になります。

参考サイト:商品・サービス(保険付)

海外に荷物を送る時のよくある質問

Q&A

海外に荷物を送る時のよくある質問をまとめてみました。

日本から海外に送れないものは?

海外に送れないものとしては、各国共通のものと国・地域で制限があるものがあります。

例えば、肉製品やフルーツなどの食品、充電器付きのイヤホンなどは送ることができないので注意が必要です。

日本に荷物を送る人がいないなら?

日本に荷物を送る人がいない、親が年老いて海外に荷物を送るのは難しい、そういった方は海外転送サービスを利用するのも方法のひとつ。

安い海外に荷物を送る方法まとめ

今回のコラムでは「【海外に荷物を送る方法】料金が安いのは?海外配送の選び方」を紹介しました。

一般的には郵便局の国際郵便がよく利用されていますが、出来るだけ早く確実に届けたいなら専門業者を使う方法もあります。

ただ、専門業者は料金が高く、サイトも使いずらいというデメリットもあるので、まずは国際郵便を検討してみることをおすすめします。

なかでも、EMS(国際スピード郵便)は海外在住者がよく利用するサービスなので、万が一の補償サービスや追跡サービスの有無を確認しておきましょう。

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