医療・保険

【回答】海外旅行保険に緊急歯科治療費用の補償はつけておくべきか?

虫歯治療の補償
海外旅行保険に虫歯治療の補償をつけておくべきか悩んでいる人向け。

「海外で歯が痛くなって歯医者に行くと治療費が高くなるらしいから心配だな。旅行保険に緊急歯科治療費用補償をつけておいた方がいいかな。」

こういった疑問に回答します。

こんにちは、海外移住FPです。
当サイトでは、ブログを書きつつ海外移住の手続きやコツを紹介しています。

海外で急に歯が痛み出した、、、こんなときに限って急に歯が痛くなるものです。ただ、一般的な海外旅行保険では海外での歯科治療は補償外となっています。かといって、補償をつけておく必要があるのでしょうか。

このコラムでは、「海外旅行保険に緊急歯科治療費用補償特約をつけておくべきかどうか」が分かります。

そこで、今回は「海外旅行保険に虫歯治療の補償はつけておくべきか?」をご紹介します。

海外旅行保険に虫歯治療の補償はつけておくべきか?

個人的な意見としては短期間の海外旅行では緊急歯科治療費用補償特約はつけず、海外留学やワーキングホリデーなどの長期滞在ではつけておくべきです。

緊急歯科治療費用とは

緊急歯科治療費用とは、保険適用期間中に発生した歯科の疾病の急激な発症や悪化により現地の歯科医師による緊急歯科治療を開始し、被保険者がその費用を負担した費用のことです。

痛みや苦痛を一時的に除去もしくは緩和するための応急治療が該当するので、海外での歯の矯正、義歯または歯科矯正装置の欠陥などは適用外になることが一般的です。

緊急歯科治療費用補償特約の補償額

海外旅行保険の一部に緊急歯科治療費用を補償する特約を付帯することができます。一般的な補償額は費用の額 × 50%です。すべての費用が補償されるわけではないので注意しましょう。

海外での虫歯治療は高額なのか?

海外で虫歯治療をすると高額だよ、と聞いたことがあるかもしれませんが、本当なのでしょうか。例えば、ニュージーランドで虫歯の治療を1回受けると程度によりますが、約700~1000NZD(日本円で約5万円~8万円)かかるので本当です。

つまり、もしニュージーランドで歯の治療をしようとすると、虫歯治療だけでちょっとした海外旅行に行けるくらいのお金がかかってしまうということになりますね。

海外では歯の治療費が高いというのは知っていても、実際にどのくらい費用がかかるかわからないものです。海外での虫歯治療費が心配になる方は、歯科治療費用補償特約を海外旅行保険に付帯しておきましょう。

歯科治療費用補償特約を付帯する場合の注意点

歯科治療費用補償特約を付帯するときの注意点は以下のとおり。

  • クレジットカードに付帯している海外旅行保険はどうなる?
  • 「歯科治療費用」と「緊急歯科治療費用」の違い
  • 知っておきたい海外療養費

クレジットカードに付帯している海外旅行保険はどうなる?

先ほども触れましたが、海外旅行保険の補償では、残念ながら歯科治療に関しては補償対象外となります。これは、保険会社から販売されている保険だけでなくクレジットカードに付帯されている海外旅行保険も同じです。

クレジットカードのなかには特約をつけることができますが、ケガや病気で病院で受診する場合はキャッシュレスであることが多いので、緊急歯科治療費用補償特約の多くは現地で一度治療費を全額支払うことになります。

そのため、現地通貨やクレジットカードで治療費などを支払いの準備が必要になりますね。

「歯科治療費用」と「緊急歯科治療費用」の違い

歯科治療費用
こちらは、「歯科治療費用」。

緊急歯科治療費用
こちらは、「緊急歯科治療費用」。

どちらも歯科治療費なのですが、この2つは言葉に「緊急」がついているかどうかの違いがあります。

実は、この2つは内容が違っています。例えば、海外旅行・留学・ワーホリ保険のAIG損保を例にとると・・・

保険期間31日までのセットプランのご契約の場合、「緊急歯科治療費用補償特約」により、ご旅行中の急激な歯の痛みや苦痛を一時的に除去・緩和するための応急治療を受けた場合などの費用を10万円を限度に補償します。渡航目的が留学で、保険期間6か月以上の方向けの海外留学保険では、「歯科治療費用補償特約」をご用意しています。

出典:AIG損保 海外旅行保険

このように保険期間によって同じ歯科治療費用補償でも名前が違っているのがわかりますね。その他にも適用の細かい違いはありますが、基本的に保険期間の違いによって呼び方が変わっているようです。

渡航目的が留学で、保険期間6か月以上の方向けの海外留学保険には特約を付けておくべきでしょう。

長期間の海外滞在を考えているなら緊急歯科治療費用補償特約をつけておきましょう

海外旅行の場合は補償を付帯するかは考え方にもよるのでどちらでもいいですが、海外留学やワーキングホリデーなどの場合は長期滞在になってしまうので、保険に歯科治療補償を付帯されているか確認しておくことをおすすめします。