ワーキングホリデーに行くと人生が終わった、末路が悲惨になるのは本当かな
海外生活hackを紹介している、みつきです。やっと海外に渡航できるようになり、ワーキングホリデーに行こうかどうか迷っている方も多いと思います。
ただ、親や友人からワーホリに行くと人生が終わったと同じ、 社会の底辺だと言われることも。
なので、もし人生が終わると言われる理由を先に知っておけば、そのための準備ができますよね
そこで、このコラムではワーキングホリデーは人生が終わったと言われる理由と行かなかった後悔しないための考え方を紹介します。
海外移住FP
プロフィール
元ニュージーランド在住者の海外移住FPみつきです。
このブログでは、「海外で、暮らす、楽しむ。」をテーマに海外移住の手続き、海外移住の準備、海外生活hack、一時帰国hackをお伝えしています。
ワーホリは人生が終わったと同じ?
ワーホリは人生が終わったと同じと言われる理由は、ワーホリ帰国後に再就職が難しいと思われているから。
では、なぜワーホリ後の再就職が難しいとされているのかは、下記のとおりです。
- 職歴にブランクが出来てしまう
- ワーホリは遊びと思われている
- 語学が就職で評価されるか不明
1.職歴にブランクが出来てしまう
現地で就職するとなると、日本で特定の資格やスキルがないと一般的にファームやレストランなどでの職業に限られることが多く、ワーホリの闇の部分と表現されることも。
そうなると、ワーホリ中の職歴が日本帰国後にも活用しにくいので、ブランク(仕事をしていない期間)ができてしまうことがあります。
2.ワーホリは遊びと思われている
ワーキングホリデーは基本的に休暇を目的としている意味も含まれているため、そのように考える会社もあります。
ワーホリを後ろ向きにとらえる人事担当者もいると思いますが、あくまでも会社で活躍ができるかどうかが基準なので、渡航の目的や何を得たかなどを説明できるようにしておきましょう。
3.語学が就職で評価されるか不明
現地で英語などの言語を学習して活用できるようになっても、日本の再就職で語学を使う仕事に再就職ができるとは限りません。
せっかく身に付けたスキルなので、英語などの言語を使う仕事に就職しようと考えているなら次の職種を調べておきましょう。
帰国後の末路が悲惨と言われる理由
帰国後の末路が悲惨と言われる理由は、ワーホリ後は再就職が難しく、就職できないと思われているからです。
これまでニュージーランドに滞在している間に数多くのワーホリと出会う機会がありました。その人達はワーホリ後の末路はどうなったのでしょうか。
社会人でワーホリをした人のその後は再就職できたか聞いてみました。
- 前職に戻った人
- 同じ業界に就職した人
- 異業種に就職した人
- 起業をした人
- 現地就職した人
1.前職に戻った人
優秀な人や前職で評価が高かった人なら、運よく前職に戻れた人もいます。1年ぐらいなので、その間のブランクもそれほど長くはないでしょう。
2.同じ業界に就職した人
前職と同じ業種に再就職が決まった人もいます。やはり職歴を活かすなら前職の知識やスキルを活かす方が就職しやすいでしょう。
3.異業種に就職した人
意外と多いのが前職とは関係ない異業種に転職した人が多いことです。年齢も関係してくるとは思いますが、そこはワーホリだからいって必ずしもデメリットにはならない可能性もあります。
4.起業をした人
ニュージーランドから帰国後にワーホリのカップルでカフェを開業した人もいますね。良い意味で人生が変わったことは間違いないでしょう。
5.現地就職した人
なかにはワーホリから実力が認められて現地の会社からワークビザをサポートされて、そのまま現地就職された方もいます。
もちろんワーキングホリデー帰国後の就職や転職ができないかというとそういうわけではありません。ただ、ワーホリで後悔しないためにできることもあります。次に、紹介します。
ワーホリで人生が終わったと後悔しないために
末路は悲惨にならないための後悔しない考え方を紹介します。
ワーキングホリデーは帰国後の再就職が難しいからやめたほうがいい、というのが大きな理由でした。
ただ、私は会社で約3年働いた後にニュージーランドに6ヶ月滞在しました。帰国後に前職とは全く違う業界の会社に再就職できました。
その時の経験を踏まえて、ワーキングホリデーに行った後に後悔しないように準備をしておきましょう。
- ワーホリ後に就活しやすいかどうか
- ワーホリ後半に日本の就職先を探す
- ワーホリ中に資格の勉強をしておく
ワーホリ後に就活しやすいかどうか
ワーホリに行く前に帰国後に再就職がしやすいかどうかもポイントです。例えば、看護師さんや保育士さんがワーホリで来られていました。
再就職しやすい資格やスキルがあるかどうかもポイントです。とはいえ、全員が再就職しやすい職業についているわけではありません。
ワーホリ後半に日本の就職先を探す
ワーホリ後半にもなれば生活にも慣れてきているので、日本の再就職先を探しておくのもいいでしょう。
帰国後のタイミングで再就職を始めてしまうと、よけいに期間があいてしまう上に焦って希望していない仕事になってしまうかもしれません。
そのような場合には、事前にリクルートなどの就職サイトを利用しましょう。海外からでも登録ができます。
ワーホリ中に資格の勉強をしておく
ワーホリは楽しく働いて海外生活を楽しむというのも目的ですが、その間に語学でも資格でもいいので勉強しておくべきです。
そのためには事前に再就職に必要な資格などを決めて、教材などを準備しておくことをおすすめします。
ワーキングホリデーのよくある質問
ワーキングホリデーのよくある質問をまとめてみました。
ワーキングホリデーは何歳まで?
原則31歳の誕生日までなので、なかには30歳のギリホリで渡航される方もいます。ただ、ワーホリは人生で各国1回のみなので、渡航先選びは慎重に行いましょう。
ワーホリは休学しても行くべき?
ワーホリは大学生の時でも利用できますが、資金の問題や就職の難しさは社会人と比べて厳しい場合があります。
ただし、休学するとギャップイヤーとなるので、就職の際は新卒扱いになるメリットがあります。
大学生でワーホリはやめた方がいいというわけではないですが、各国1回しか利用できないので上手に活用しましょう。
ワーホリに必要な英語力は?
TOEICで400点ぐらいからとお伝えしてます。英検なら準二級、高校レベルですね。ただ、ワーホリに英語力があることに越したことはありません。
まとめ:ワーホリで人生が終わったと後悔しないために
今回のコラムでは「【ワーホリは人生が終わったと同じ?】末路が悲惨と言われる理由と後悔しない考え方」を紹介しました。
結論として、ワーキングホリデーで人生が終わると言われる主な理由は、ワーホリ帰国後の再就職が難しく無職になる心配があるからです。
実際にワーキングホリデーで来られた人とニュージーランドで仕事をすることがありましたが、前職に戻ったhと、新しい仕事を見つけた人など。再就職に苦労した人もいるかもしれません。
ただ、心配しているだけではワーキングホリデーはできないので、帰国後の転職のことも考慮して、出発前からしっかり準備をしておきましょう。